軽率に恋する

好きなものを好きと言う勇気、それな

JUMP担がKAT-TUNの船に乗り込んだ話


KAT-TUNが充電期間に入って早くも1週間が経つというではないか。



こんなにも愛されて、必要とされて、本人達も涙が溢れてしまうのに、なぜ離れ離れにならねばいけないんだろう。離れる意図は理解している、けど寂しくて仕方がない。ハグしあう3人を見て、これから待ち受ける未知に不安を感じながらも、フルパワーでまた戻ってくるようにと個々の飛躍を願い、精一杯の声援(嗚咽)と歓声(嗚咽)を送った。



充電期間の実感は全くない。驚くほどない。しばらく嗚咽漏らして泣いてたのに。寂しかったけど、とにかく、10ksは控えめに言って最高だった。


だから、好きを叫びたくなってしまった。その為に3日坊主の私が続くはずのないブログまで開設してしまったので、生暖かい目でお付き合いしていただけたらと思います。前置きが長い。



まず何から話そう。待てど暮らせど中身のない話をします。



田口が脱退すると知った時、さすがにもうダメになるかなと思った。解散とかそういう意味じゃなくて、世間から見たKAT-TUNのバランスが。それくらいに、私の中で4人のKAT-TUNは収まりが良かった。4人の時代から気になり好きになったという事はもちろん大きな要因ではあるけれど、きっとこの4人はずっと4人でいてくれる、きっとこの4人は4人を大好きだろうと思えたからだ。まぁ、前者については見事にハズレた。


3人を目の当たりにしたとき、また一つ失ってしまったKAT-TUNを物足りなく思ってしまうだろうか。変わらずに好きだと思うだろうか(JUMP担が何を言ってるんだという苦情は受け付けない)。そんな気持ちがある中、暗転、赤色のペンライトで埋まったドームを見て涙がこぼれた。かっこいいと思った。何がと聞かれてもわからない。とにかく、KAT-TUNめちゃくちゃにかっこいい!!!って思った。登場してないのに。重い、気持ちがスタートからMAXすぎて重い。


コレ3人出てきたら生きていける?大丈夫?声出さないと命狙われてきたけど、その前に会場の赤が私の血にならない?あ…KAT-TUN出てきた泣いちゃう…ウッ…泣いちゃ、な、な、少なッ!!!!!!3人少な!!!!!!なんて泣きながら笑った。



なんだなんだ、3人でもめちゃくちゃにかっこいいじゃん!!!!!!!!!!!!!




怒涛のかっこいい荒波。かっこいいが終わりを知らない。水、水、レーザー、水、火、火、レーザー怒涛のレーザー。いつもより控えめだねなんて聞いてたから、KAT-TUN担は贅沢病だと思った。


KAT-TUNという物語を航海に例えるというエモさ。「汚れたシャツが君の地図」、思い描いた10周年とは全く違うかも知れないけど、がむしゃらにKAT-TUNを選んでくれてありがとう。私達に拳銃預けて、KAT-TUNはめっちゃ大砲撃ってくる。勝てない、GOLDで始まる物語は最高であった。


MOONも最高だった。スタンドマイクに着物纏わせて女性に見立てるなんてホントすごいエッチ。もう超エッチ。亀梨に和を扱わせたら天才だなと惚れ惚れして隣見たら投げてた、女性に見立てたスタンド一通り振り回して投げてた、上田。またその隣でスタンドをただスタンドマとして扱う中丸。正解だけど、それは正解じゃない気がする。SUKI。



と、私が叫びたい好きはそうじゃない。いや、そうなんだけどそうじゃない。



10ksは当たり前に3人のコンサートだった。けど、赤西がいて、田中がいて、田口がいたような気がする。と、言うか居た。姿形はないけれど、3人の中だけじゃなくて、ファンの中にも6人は居た。誰も傷付けない、いいコンサートだったと私は思う。



今のKAT-TUNKAT-TUNのイメージを保てているのは、上田のワイルドさ、悪く言えばガラの悪さだろう。本当は誰よりも傷つきやすく、繊細で涙脆くて、素直な人だ。俺のファンは自分だけじゃなく、2人も応援して欲しい、逆もしかりと。素敵だなと思った。最近入れた知識ではあるけれど、上田は昔からファンに対して「こんな自分なのにありがとう」と気持ちを伝える事が多い。上田竜也というものにコンプレックスを抱えて来たからこそ、何があってもファンで居てくれる人達への感謝が柔らかく心地がいい。信じてくれる人をまた同じように信じる強さを感じる。涙を流すファンに、出来れば笑っていて欲しいと願い、みんなを笑顔に出来る男になって戻ってくると言ってくれた。涙声でこれからもよろしくと頭を下げられたら、もう私は応援せずにいられない。泣くファンに、笑えー!と泣きながら煽ってきた時は、もう愛しさで爆発するかと思った。


中丸はKAT-TUNに必要不可欠な存在だ。いや、欠けていい人なんて1人もいないし、いなかったけど。KAT-TUNのみならず、1グループに1中丸いればと思ってる。1番ファンに近い、実は1番ロマンチックな人。そして、1番責任を感じているのではないかと思う。明星の1万字でも、リーダーなんて言われるけど、本当にまとめられてたら辞めてなかったと振り返っている。村長、お爺ちゃんなんて野次られながらも、最年長として、お兄ちゃんとして、悲しく悔しい気持ちを散々に押し殺してメディアの前に立ってきたのではないだろうか。いつの時も目は正直に死んでいたけど。2人に比べて淡々と喋っていた。そんな中丸が最後、子供のように泣きじゃくっていた。我慢してたものをやっと吐き出してくれた、傷を共有できた気がして嬉しかった。応援したい、もっともっと、彼の中を知りたいと思った。


最初から最後まで、そしてこれからもずっとKAT-TUNの名前を背負っていくのであろう亀梨。不憫な立ち回りだなぁと思う。KAT-TUNを好きな亀梨でいたかった、居続けたいと聞いたとき、どれ程の重圧が彼にのしかかって来たのか想像もできなかった。嫌いになりそうな時があった、というか嫌いだったかもしれない。グループの為と話し合い、喧嘩を重ねてきたのに、本当はグループの為にならなかったのではと苦しんだりもしただろうか。それでも、6人の名前を挙げ「抜けた3人にも感謝してる」と言い切った。なんて強い人なのだろう。なんて真っ直ぐな人なんだろう。流石に亀梨も涙ぐむかと思っていたけど、ただ一人、笑顔で年長組を引っ張っていった。どんな時でもKAT-TUN亀梨和也はイメージのまま突っ走ってきたはずだ。そしてこれからも、KAT-TUN亀梨和也として先陣切ってくれるに違いない。あぁ、彼が引っ張っていくKAT-TUNをもっと見たい、そして実はすごいプリティだし、もっともっと亀梨がロバ丸の間で安心してプリティ爆発する為にも応援すっきゃねぇなと思った。



もしも神様が居て、過去を変えられるよって言われても、何も変えませんよって強く笑うんだろうなぁ。本当に。漫画みたいなグループだ。



続きが読みたい、読みたくて仕方がない。




寂しくも清々しい気持ちでドームを後にしたあの日。私はKAT-TUNの船に乗り込んだ。

港で停まってる船に勝手に乗り込んで、戻って来る頃には隅々まで知り尽くしてやろうと思う。

早く動く船の上で叫びたい。フル充電、宝物沢山ひっさげて戻ってきた彼らを見て叫びたい。


KAT-TUN担って最高に楽しい!!!!!





(別に担降りの話じゃないよ!)